2015年 07月 01日(水)
障害者の表記について(代表小林)
当法人における障害者の表記については、「障害者」と公的機関でも使用している漢字での表記に統一しています。
これは散見する「障がい者」や「障碍者」などの表記に対して、
「害」という漢字表記に社会が敏感になり過ぎ、本質が見えなくなっていることに
違和感を覚えたからであり、私どもの意志です。
もしも変えるのだとすれば、漢字表記だけではなく、
障害者と言う言葉そのものが変わるべきだと思います。
社会の成熟が進み、いつか障害者への価値観が変化する時がやってくるのはそう遠くないと信じています。
ハンディキャップという英語が新しい単語に置き換えられてきたように、
日本でも、時とともに「障害者」を表す新しい言葉が生み出されるのではないでしょうか。
私たちも微力ながら、意志を持ち、引き続き発信と行動を続けてまいります。
代表 小林幸一郎(視覚障害)