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2016年 08月 25日(木)

NPO活動

NPO法人モンキーマジック設立11周年を迎えて

弊会は、本年8月25日に設立11周年を迎えることができました。
これもひとえに皆様のご支援、ご愛顧の賜物。心より感謝申し上げます。
代表小林のメッセージは、以下よりご覧ください。

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NPO法人モンキーマジック代表の小林幸一郎です。
本日8月25日をもちまして、私共NPO法人モンキーマジックは設立11周年を迎えることが出来ました。
今年もこうして周年のご挨拶が出来ますことは、ひとえにみなさまのご支援、ご助力の賜物と、改めまして心から御礼を申し上げます。

これからも私どもがミッション(活動の目的)としている、障害者クライミングの普及を通じた多様性を認め合うことのできるユニバーサルな社会の実現を目指し、クライミングの可能性と、障害者が関わる社会の可能性を、スタッフ一同日々考え行動してまいります。

この夏ある方から「モンキーマジックは活動が派手派手しく、金儲けばかりしているように映る。障害者支援のことだけやっていればいい活動なのに。」とお声がけいただきました。
なるほど、外から私共法人の活動はそのようなご評価をいただいているのか、説明や発信が不十分なのだと、気づかせていただく機会となりました。

現在私どもモンキーマジックが行っている活動は以下2点にのいずれかに仕分けられます。

①障害者クライミングの普及に関わる活動
②NPO法人として、①を継続、発展させる活動

この②については誤解をいただくことが多いのかな、と思うのですが、NPO法人と言うと、関わる人は無償のボランティアで支えられている組織、と考えられている方も多いようなのです。

しかし、一般法人が会社の利益のために働く組織であることに対し、NPO法人は社会公益のために働く組織です。

そこには様々な事業活動が存在することは同じですし、また人件費を始め法人の維持管理費用も必要なことも同じです。
と書きましたが、私どもの実態は常勤のスタッフは1名で、ほとんどがボランタリーやほぼボランタリーに近いカタチでの関わりです。
まだまだ社会公益のために働く「法人」としての体をなせてはいないというのが実態だと思っています。

さらに、障害者クライミングの普及を目指す主催事業は赤字での運営ですが、それでも継続し機会を作り続けることは私たちの責務であり、喜びです。

このような状況でも10年以上法人の事業継続が出来たのは、様々な形でかかわってくださって来た個人の皆さま、The North FaceやChumsを初めとする法人各社様、寄付型自動販売機を設置してくれているクライミングジム各位、皆さまからのご寄付と活動支援があったからだと、スタッフ一同広く社会の皆さまに支えられていることに改めての御礼を申し上げます。

これからも障害者クライミングの普及と、この法人の継続発展のために、みなさまからのお支えを改めて見直し、ますます精進し活動を発展させるように今年も頑張ってまいります。

また、これまでよりも丁寧に、私どもの活動の「今」と「これから」についてWEBサイトやFacebook、Twitter、メールニュースなどを通じて発信し、活動へのご理解をいただけるよう一層努力してまいります。

☆ここまで

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